① 学校創立周年記念事業は、学校が主体となって実施する事業と、校友会が主体となって実施する事業に区分して行われてきました。学校主体事業である記念式典後に開催されてきた「創立記念日交流会」は、先輩となる卒業生が在校生に記念講演を行うことで、卒業後の進学や社会人生活に活かしてほしいと創立101周年となる平成11年から取り組まれてきたものです。
 第2回創立記念日交流会は、平成12年5月1日の「学校創立101周年記念事業」として開催され、校友会の旧制44回生、松尾昭仁郎会長(当時)が在学中の生活を中心に「講話」形式で講演を行いました。土佐山田町で老舗蔵元の代表である松尾元会長は、その職業柄「お酒は二十歳になってからを守りましょう」と切り出され講話を行いました。↓

② その後の創立記念日交流会では、創立105周年には新制9回生の山下彰一広島大学名誉教授が「アジアと日本」と題し、アジアにおける日本の位置、役割等について貴重な講演をされました。また平成20年には、記念すべき「創立110周年」に元プロ野球選手・参議院議員の経歴をもつ新制18回生の江本孟紀さんを迎え、「私の鵬程万里」として在校時を振り返っていただきました。
そして創立115周年には同じく元プロ野球選手の新制8回生、須藤豊さんが「野球と私」と題した記念講演を行いました。須藤氏は「物事を積極的に進めていくために自発的に出た目的意識をもつことが大切だ。」とし、自らのキャッチフレーズを「Aggressive(やる気)、Fundamental(基本)、Techniques(技術)で、中でもAggressive
が一番大事だ。」と在校生に前向きな姿勢を促しました。↓

③ このように、卒業生から在校生に対し、人生経験談、エール等を贈る創立記念日交流会の記念講演は、平成30年の創立120周年記念事業では、初めて卒業生以外での講演が行われました。
講師に立ったのは、学校を所管する高知市の岡﨑誠也市長で、行政からはもちろん初の講師となりました。演題は「高知の未来 高知商業のこれから」で、高知市がもつ課題から描く高知の未来像と、高知商業高校と学ぶ在校生に必要な在り方について、熱心な講演をいただきました。